ラテン語の動詞:直説法未来受動態
直説法未来の受動態は現在語幹を活用して作られます。直説法未来能動態の人称語尾を受動態の人称語尾に置き換えるだけなので能動態を覚えれば機械的に導くことができます。能動態と同じく未来に予定している動作を表...
古典言語の学習で迷わないために
直説法未来の受動態は現在語幹を活用して作られます。直説法未来能動態の人称語尾を受動態の人称語尾に置き換えるだけなので能動態を覚えれば機械的に導くことができます。能動態と同じく未来に予定している動作を表...
直説法未来は活用に癖があります。第一第二活用と第三第四活用で変化の仕方が違うからです。「〜するだろう」「〜するつもりだ」を表します。 活用の概要 第一第二活用の変化は現在語幹に-b(i)-を付けて...
直説法不完了の受動態は現在語幹を活用して作られます。現在の受動態と同様に語尾は特徴的です。能動態と同じく過去の継続した動作、単に過去の動作を表します。「〜されていた」「〜された」という意味で使われます...
直説法の不完了はimperfectといい過去に行われた動作、継続されていた動作を表現するのに使います。その動作が完了しているかどうかは重要視されません。他の言語では未完了、近過去、線過去、半過去などと...
直説法現在の受動態を見ます。ラテン語の現在語幹での受動態は能動態の語尾を少し変えることで表されます。 現在語幹の受動態 例えば英語やフランス語であれば受動態はbeやêtreのあとに過去分詞をつけて...
直説法の現在の活用形を見ます。現在語幹と人称語尾の関係に注意してください。 規則活用の動詞 第一 愛する 第二 壊す 第三A 読む 第三B 取る 第四 聴く ...
前回に続きラテン語の動詞の活用についてです。人称による活用語尾にはパターンがあって活用した動詞から人称を推測することはそれほど難しくありません。 ラテン語の動詞:概要(1) 人称語尾のパターン...
ラテン語の動詞は複雑に変化します。動詞の変化はconjugationといいますが日本語で近い言葉は「活用」なのでこの用語を使います。 活用の概要 動詞は何によって活用するのかをまとめます。 人称...
指示代名詞は英語でdemonstrative pronounといいます。英語のthisやthatに相当します。 あれ、あれら:that, those 中性単数、全ての複数は人称代名詞と同じです。こ...
前回の続きです。副詞の比較級、最上級について、場所を示す副詞についてです。 比較級・最上級 比較級 一般的には副詞に-iusをつけることで作られます。 docte「賢く」 → doct...