魔法少女まどか☆マギカのラテン語(2)

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アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のラテン語の副題についての考察の続きです。

魔法少女まどか☆マギカのラテン語(1)

MAGIという単語の解釈の可能性について

ではmagiという単語をラテン語の変化を踏まえどのように解釈できるかをあげます。

  1. 男性名詞magusの属格単数「魔法使いの」
  2. 男性名詞magusの主格男性複数「魔法使いたちは」
  3. 男性名詞magusの呼格男性複数「魔法使いたちよ」
  4. 形容詞magusの属格男性単数「魔法に関連した人の」
  5. 形容詞magusの属格中性単数「魔法に関連したものの」
  6. 形容詞magusの主格男性複数「魔法に関連した人たちは」
  7. 形容詞magusの呼格男性複数「魔法に関連した人たちよ」
  8. 形容詞magusの主格中性複数「魔法に関連したものたちは」
  9. 形容詞magusの呼格中性複数「魔法に関連したものたちよ」

今回の指摘で言われている変化は名詞と形容詞の混同しての言い方なので上の2と6のことを言っていると思われます。

また題名に呼格が使われることはありませんので可能性から外します。3、7、9です。

また主格男性複数が指摘を受けているのと同じ理由で主格中性複数も外します。8です。

のこりは1、4、5です。

物語との整合性

以上は文法的な不整合で排除できるものでした。残り3つの可能性を吟味します。残りはすべて属格単数です。

  • 男性名詞「魔法使いの」
  • 形容詞男性形「魔法に関連した人の」
  • 形容詞中性形「魔法に関連したものの」

属格について関連しそうな用法をおさらいします。属格は名詞を修飾するときに使われ「出身」や「所有者」や「属性による限定」を表現します。

このアニメには男性の魔法使いは出てきませんし、男性的な魔法に関連した象徴的なものも出てきません。

あえて言うのであれば最後の形容詞の中性形「魔法に関連したものの」というのが当てはまりそうです。ちなみに「キュゥべえ」という少女に魔法を与える正体不明のキャラクターが出てきます。もちろん性別も不明です。このような中性的なキャラクター、さらには「魔法という概念」によって「限定される少女」が「魔法少女」である、とかんがえるとPUELLA MAGIという意味は成立するのではないかと思われます

まとめ

PUELLA MAGI MADOKA MAGICAについて文法的にまとめます。

  • PUELLA 主格単数 女性名詞「少女」
  • MAGI 属格中性単数 形容詞 「魔法の」
  • MADOKA 女性固有名詞 「まどか」
  • MAGICA 主格女性単数 形容詞「魔法に関連する女性」=まどかの別名

直訳すると「魔法という概念によって限定される少女、魔法的なまどか」といった感じになるでしょう。あえてマギカ部分を残すのであれば「魔法という概念によって限定される少女まどか、マギカ」となります。

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