ラテン語の形容詞変化:第三変化形
形容詞のいくらかは名詞の第三変化形と同じ変化をします。名詞の第三変化は男女共通の変化と中性の変化の二つに分かれます。また名詞と同じように主格呼格単数の形はバリエーションが豊富です。第一第二変化形の主格...
古典言語の学習で迷わないために
形容詞のいくらかは名詞の第三変化形と同じ変化をします。名詞の第三変化は男女共通の変化と中性の変化の二つに分かれます。また名詞と同じように主格呼格単数の形はバリエーションが豊富です。第一第二変化形の主格...
前回の続きです。第三変化形はパターンが多いのですが基本は主格呼格単数と属格単数の二つを覚えればあとは形式通りになります。前回は 主格単数とその他で子音が置きかわる dux, ducis, m...
名詞の第三変化形は変化に富んでいます。語幹のパターンが豊富なことに加え語尾変化にもバリエーションがあります。性については大きく男女共通のパターンと中性のパターンの二つに分かれます。今回は先に語尾変化の...
第二変化形はカバーする語彙の範囲が広く前回の基本的な説明で書ききれなかった部分を追記しておきます。男性名詞の主格は-usで終わりますがそのうち-iusで終わるものは呼格単数が変わります。また男性名詞で...
形容詞は数と格の変化の他に性の変化をします。修飾する名詞の性に一致させるように変化するので例えば女性名詞の変化は女性の変化をします。ここでは第一第二変化形をみます。男性の変化は名詞の第二変化形の男性と...
名詞の第二変化形あるいは第二曲折形は男性と中性名詞の二つのパターンがあります。主格、呼格、対格でこの二つの間で違いが出てきます。また第一変化形の女性名詞と変化形に共通点があります。 第二変化形の名詞...
ラテン語の名詞変化はほとんどのテキストの最初の方で扱われています。単数複数の2の数と6つの格の12の変化があります。ただ実際には同じものもあるので変化を覚えるだけでなく文脈で見極める技術も必要です。今...
文法の法について 文法用語は難解に聞こえたり、学ぶ外国語によっては定義が違うなど面倒です。文法が苦手というのは理由あっての事だと思います。今回説明する法もその一つだと思います。文法の法とは方式・方法...
アラビア数字とローマ数字と漢数字 私たちが通常使っている算用数字と言っているものはアラビア数字と呼びます。アラビア数字といっても本当のルーツはインドなので英語ではHindu Numerals ヒンド...
与格とは 与格は英語でdativeと言い、ラテン語do「与える」の過去受動分詞datus「与えられたもの」に-iveがついて形容詞になったものです。「与えられたものに関する」というほどの意味です。日...