ラテン語の代名詞と代名形容詞(1):人称
形容詞と同じように代名詞も格と性、数での変化で変化します。また代名詞は形容詞のようにも使われるものもあります。英語でもthisは This is a flower. これは花だ。 This...
古典言語の学習で迷わないために
形容詞と同じように代名詞も格と性、数での変化で変化します。また代名詞は形容詞のようにも使われるものもあります。英語でもthisは This is a flower. これは花だ。 This...
ラテン語の数は性と格で変化します。数は当然ながら決まっているので固定です。1は単数、2と3は複数です。4以上はほんの一部をのぞいて基本的には変化しません。基数は形容詞として名詞を修飾するのに使います。...
前回ラテン語の形容詞の比較級comparativeを見ました。今回は最上級superlativeを見ます。最上級は相対と絶対があります。相対最上級は「(〜の中で)一番〜だ」という比較対象がある表現で絶...
ラテン語の形容詞の変化は以前に見ました。しかし現代英語と同じようにラテン語の形容詞も比較級comparativeと最上級superlativeがあります。通常の形容詞は原級positiveと言います。...
ラテン語の動詞には英語と同様に時制があります。時制によって語られた内容の時間的な位置関係がわかるようになります。ラテン語の時制は直説法、接続法、不定法、命令法に存在しますが一番数の多いのは直説法です。...
第五変化形の名詞はそれほど多くありません。語尾変化に-e-が含まれているのが特徴です。この変化形はほぼ女性名詞です。この変化形で知られている五つ単語を挙げます。 第五変化形の名詞の例 rēs, r...
名詞の第四変化形は男女中すべての性が存在します。ほとんどの変化語尾で-u-が含まれているのが特徴です。また動作の結果を表すものが多く動詞から導き出されたものが存在します。 cantus, -...
形容詞のいくらかは名詞の第三変化形と同じ変化をします。名詞の第三変化は男女共通の変化と中性の変化の二つに分かれます。また名詞と同じように主格呼格単数の形はバリエーションが豊富です。第一第二変化形の主格...
前回の続きです。第三変化形はパターンが多いのですが基本は主格呼格単数と属格単数の二つを覚えればあとは形式通りになります。前回は 主格単数とその他で子音が置きかわる dux, ducis, m...
名詞の第三変化形は変化に富んでいます。語幹のパターンが豊富なことに加え語尾変化にもバリエーションがあります。性については大きく男女共通のパターンと中性のパターンの二つに分かれます。今回は先に語尾変化の...