古代の画家アペレス(9)プロトゲネスその4
アペレスの線に対してプロトゲネスは別の線を描いて立ち去ります。 atque ita evenit. revertit enim Apelles et vinci erubescens tertio ...
古典言語の学習で迷わないために
アペレスの線に対してプロトゲネスは別の線を描いて立ち去ります。 atque ita evenit. revertit enim Apelles et vinci erubescens tertio ...
ロードス島の画家プロトゲネスを尋ねたアペレスは不在中の名乗る代わりに線を一つ描いて立ち去りました。プロトゲネスがやがて戻って老婆に留守中のことを聞きました。 ferunt artificem pro...
プロトゲネスの不在中に訪ねて来たアペレスに老婆が話します。 haec foris esse Protogenen respondit interrogavitque, a quo quaesitum...
ここからアペレスの逸話が始まります。まず最初はプロトゲネスとの交流の話です。プロトゲネスは彼と同時代の有名な画家のことです。 scitum inter protogenen et eum quod ...
アペレスは自分の素養や技術を過信することなく人の良いところは素直に認めていたようです。 fuit autem non minoris simplicitatis quam artis. また彼には...
プリニウスはカリス以外の秀でている点も説明しています。アペレスが語ったとされることをここで引用しています。 et aliam gloriam usurpavit, cum Protogenis op...
アペレスがなぜ注目するに値する画家だったのでしょうか。彼の作品には彼の自負する特徴があったといわれています。 praecipua eius in arte venustas fuit, cum ea...
アペレスについての記述はプリニウスの『博物誌』第35巻の79節から始まります。この巻は絵画について書かれていて当時の絵画や絵の具の材料や画家について網羅されています。この79節の前にも画家の説明が続い...
プリニウスの『博物誌』によるとアレクサンドロス大王の時代、紀元前4世紀にアペレス Απελλής / Apellesという有名な画家がいたそうです。彫刻と違い絵画は風化が早いため残念ながら現存している...
今回はcado、cadereというラテン語の動詞に関連した言葉です。もともとは「落ちる」「倒れる」という意味でしたが「死ぬ」「腐る」などの意味を持つようになりました。また「物事が発生する」の意味も持っ...