巫女の予言(1)前章
古エッダのVöluspáという話をゆっくり読みたいと思います。Völuspáは複合語でvölvaは「女預言者」、spáは「予言」を意味します。テキストは写本により異なる部分があるのですが適宜それらしい...
古典言語の学習で迷わないために
古エッダのVöluspáという話をゆっくり読みたいと思います。Völuspáは複合語でvölvaは「女預言者」、spáは「予言」を意味します。テキストは写本により異なる部分があるのですが適宜それらしい...
古エッダに『巫女の予言』Völuspáという話があります。古エッダは詩の形式でもあるので物語であると同時に詩でもあります。北欧神話の神々の物語がまとめられたものです。この物語が成立する前にはこの内容に...
『散文のエッダ』 The Prose EddaのギュルヴィたぶらかしThe Deluding of Gylfi (en.) Gylfaginning (ON)の中で北欧神話の中心的な神オーディンÓði...
ヴァイキングの時代には詩は神オーディンÓðinnの贈り物と理解されていました。オーディンはゲルマン民族の神で戦いと死を司ると同時に詩や知恵やルーン文字の神でもありました。詩人は同時代の人々に賞賛され、...
イーリアス(Ἰλιάς, Ilias)はオデュセイア(Ὀδύσσεια, Odysseia)とならび古代ギリシアのとても有名な叙事詩で、ホメーロス(Ὅμηρος, Hómēros)によって書かれたとさ...